香港メディアの香港01は9日、香港人に人気の日本の温泉地を紹介する記事を掲載した。

記事はまず、楽天トラベルがこのほど発表した人気急上昇中の温泉地トップ5を紹介した。2022年と前年を比較して高い宿泊実績となった温泉地をランキング化したもので、1位は道後温泉（愛媛県）、2位はあわら温泉（福井県）、3位は飛騨高山温泉（岐阜県）、4位は山代温泉（石川県）、5位はいわき湯本温泉（福島県）となった。

一方、記事は「香港人の趣味は日本人とは明らかに異なっている」とし、香港人に人気の高い温泉地トップ3を挙げた。1位は河口湖温泉（山梨県）で、「富士山のふもとにある河口湖は東京から車で2時間。周辺では雄大な景色や刺激的なジェットコースター、春の穏やかなひと時を楽しむことができる」と紹介した。

2位は有馬温泉（兵庫県）で、「兵庫県神戸市にある有馬温泉は、日本で最も良質な温泉の一つと評価されている。大阪から車で1時間の距離にあり、大自然が好きで、かつ都会の多彩な生活を楽しみたいという観光客は見逃せない場所だ」とした。

3位は箱根温泉（神奈川県）。記事は「東京から車で1時間ほどの距離にあり、活火山があるほか、さまざまな温泉や老舗ホテルがある。散策コースも絵に描いたように美しい理想的なリゾート地だ」と紹介した。

このほか、温泉に入る際の注意事項として「食前や食後すぐには入らないこと」「入る前に飲酒しないこと」「心臓より高い位置まで漬からないこと」「こまめに水分補給をすること」「1回に長時間漬からず、休みながら数回に分けて漬かること」の5つを挙げている。（翻訳・編集/北田）