Record China 2023年5月11日(木) 17時0分
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中国・浙江省寧波市にある映画村「象山影視城」で今月9日に行われたバイクスタントショーで、ライダーが死亡する事故があった。
中国・浙江省寧波市にある映画村「象山影視城」で今月9日に行われたバイクスタントショーで、ライダーが死亡する事故があった。中国メディアの北京青年報が伝えた。
現場で撮影された事故の瞬間の映像には、加速したバイクが踏み切り台でバランスを崩し、飛び出したライダーがバイクの下敷きになる形で地面に落下する様子が映っている。
報道によると、スタッフらがライダーの元にすぐに駆け付け、騒然とする会場にはショーが失敗したことへの謝罪と、落ち着いて退場するよう促すアナウンスが流れた。現場にいた人によると、バイクスタントは2回行われ、1回目は成功していたという。
ライダーは事故後すぐに病院に搬送されたが、死亡した。寧波影視産業区管理委員会は「今回の事故は非常に残念で心が痛む。亡くなった方に深い哀悼の意を示し、遺族にお見舞いを申し上げる」と表明。今後プロジェクトの運営会社と連携して再発防止に努めるとした。
なお、「象山影視城」は10日から一時閉園しているという。
中国のネットユーザーからは「亡くなった方、どうか安らかに」「バイクの下敷きになっていなければ助かったかもしれないな…」「メーデーの連休に見に行ったけど、危険な技をたくさんしていた。何度も訓練して安全を確保した上で行われていると思っていたけど、事故が起きるなんて」といった声が上がった。
また、「雑技ショーの最中に落下して死亡した女優の事故(今年4月)を思い出した。本当に安全管理を徹底してほしい」との声や、「こういうショーはもうやめた方がいい。命を大切にすべきだ」「生活のために金を稼ぐのは大変とはいえ、こんな危険度の高いプログラムはやらない方がいい」との声も寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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