中国の女優ヤン・ミー（楊冪）がこのほど、ドラマの出演者名の順番がネットユーザーの間で取り沙汰されたことについて、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で反応を示した。

先月クランクインした中国ドラマ「哈爾浜（ハルビン）1944」で、ヤン・ミーはサスペンスドラマ「バッド・キッズ 隠秘之罪」などで知られる俳優チン・ハオ（秦昊）と共演している。このほど、ドラマのウェイボー公式アカウントが公開したティザーポスターが、キャスト名について最初にチン・ハオ、続いてヤン・ミーを表記したことから、ヤン・ミーのファンを中心に不満の声が噴出。俳優としての地位や知名度、影響力は明らかにヤン・ミーが上であるとして、「屈辱」を受けたヤン・ミーに降板を求める声も上がった。

こういった世間の反応に対して10日、ヤン・ミーはウェイボーで、名前の順番は「役柄に基づいて位置が変わる」とコメント。物語における役の重要度が重視されるべきだとの見解を示した。なお、ヤン・ミーが記した文章からは、脚本を吟味し、共演者や制作陣の顔ぶれをしっかり見極めてこの作品を選んだことが伝わり、フォロワーからは「あなたの選択を信じる」「率直に話してくれて誠意が伝わった」といったコメントが届けられている。

中国メディアによると、ヤン・ミーの名前が二番手に置かれたのは、2019年のドラマ「築夢情縁」以来4年ぶりとなる。同作では共演者のウォレス・フォ（霍建華）がトップに登場していた。（Mathilda）