「日本市場に力を入れるサムスンスマホがまた屈辱」と韓国メディア、韓国ネット「分析できていない」

Record Korea    2023年5月15日(月) 14時0分

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14日、韓国・ヘラルド経済は「日本にかなりの力を入れているサムスン電子のスマートフォンがまた屈辱を味わった」と伝えた。写真は上海のサムスン販売店。

2023年5月14日、韓国・ヘラルド経済は「日本にかなりの力を入れているサムスン電子のスマートフォンがまた屈辱を味わった」とし、「アップルはもちろん、日本メーカーやスマートフォン市場で存在感のないGoogleにまで販売台数で負けた」と伝えた。

記事によると、日本の主要スマートフォン販売店を対象に今年1~3月期のメーカー別販売台数を集計した結果、1位と2位はアップルの「iPhone 13」と「iPhone SE(第3世代)」、3位はGoogleの「Pixel 6a」だった。サムスンのプレミアムスマートフォンはシャープやソニーなど日本メーカーにも押され10位以内に入れず、低・中価格スマートフォン「Galaxy A53」がかろうじて9位に入ったという。

記事は「サムスンは日本市場にかなりの力を入れているが、いまだにこれといった成果を挙げられずにいる」と伝えている。先月には、サムスン最高のスマートフォンとされる「Galaxy S23」を日本で発売し、8年ぶりに「SAMSUNG」のロゴも復活させた。

サムスンは15年に発売した「Galaxy S6」から、スマートフォン本体に刻印されるロゴに社名の「SAMSUNG」ではなく「Galaxy」を使用してきた。サムスンが製品にスマートフォンブランド名だけを入れた国は日本のみで、韓国メーカーに保守的な消費傾向を持つ日本の消費者を意識した戦略とされている。日本は中国市場と同じく、「Galaxyの墓場」と呼ばれるほどサムスンのスマートフォンがかなりの苦戦を強いられている市場だという。

サムスンは折りたたみスマートフォンに続いて「Galaxy S23」も日本で発売し、現地でのマーケティングを強化している。東京には世界最大規模のGalaxyブランドのショーケースもある。

昨年の日本スマートフォン市場でサムスンはシェア10%を記録し、アップルに続いて「予想外の2位」を記録したが、記事は「シェアは再び低下するものとみられる」とし、「『Galaxy S23』は韓国だけで100万台を売り上げたサムスン最高のプレミアムスマートフォンだが、日本では苦戦が予想される。『韓国製品を冷遇している』と言われるほど日本市場の壁は高い」と伝えている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「頑張れサムスン」「使った人には分かる。サムスンスマホの優秀さが」「売れない原因を探さないと。『日本人は愛国心が強いから』で終わらせてはいけない。サムスンはまだ日本市場をきちんと分析できていない」「サムスンのすごいところは、日本と中国で売れなくても世界1、2位を争えること」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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