その上で、シカゴの証券会社Zaner Ag Hedgeの首席市場ストラテジストが「中国のバイヤーによる米国産トウモロコシ注文の多くは、ブラジルでのトウモロコシの不作リスクを回避するためだった。ブラジルで豊作となったことで続々と米国からの買い付けをキャンセルし、より供給量が多く安価なブラジル産トウモロコシにシフトした」と解説したほか、農業分析サイトAgriCensusが「今後数カ月、ミシシッピ川の洪水により米国の食糧輸出は厳しさを増し、米国産トウモロコシの競争力はさらに低下する可能性がある」との認識を示したことを伝えた。
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