Record Korea 2023年5月17日(水) 15時0分
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16日、韓国・聯合ニュースは「韓国初の国産戦闘機KF-21が『暫定戦闘用適合』判定を獲得し、来年から量産に入る」と伝えた。写真は韓国国防部Facebookより。
2023年5月16日、韓国・聯合ニュースは「韓国初の国産戦闘機KF-21が『暫定戦闘用適合』判定を獲得し、来年から量産に入る」と伝えた。
KF-21は韓国型戦闘機(KF-X)事業。01年8月、当時の金大中(キム・デジュン)大統領が「15年までに国産戦闘機を開発する」と宣言したことを受け、防衛事業庁が韓国航空宇宙産業(KAI)と契約を結び、16年に開発に着手した。21年4月に試作1号機が完成し、22年7月に初の飛行試験に成功。試作2号機は先月、飛行中に短距離空対空ミサイル「AIM-2000」試験弾を分離する試験にもクリアした。この2年間はさまざまな試験により速度、戦闘行動半径、離着陸距離など約260の項目についての検証が行われてきたという。
防衛事業庁関係者は「国防部、合同参謀本部、空軍、開発事業者など関連機関の緊密な協力と努力により、KF-21の初飛行試験が成功裏に完了した。要求性能が充足されたことを受け、暫定戦闘用適合の判定を受けた」と説明した。KF-21は今後、低高度、高高度、低速、超音速など全ての飛行領域で安定性と性能の試験を受ける。空中給油、空対空ミサイル誘導発射、電子戦装備なども試験対象となる。
防衛事業庁は来年から初の量産に入り、26年には「最終戦闘用適合」判定を獲得し、同年下半期に空軍に引き渡す計画だという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「開発者の皆さん、本当にご苦労が多いと思います。皆さんこそ愛国者です」「本当に長い間、お疲れさまでした!。誇らしいな」「うれしいニュースだね。自主国防の道を進もう」「苦労はあると思うが、必ずや国産技術で開発してもらいたい」「問題なく開発を完了し、国防の大きな力となりますように」「早く実戦配備して、主敵との戦力格差を広げなければ」「国防予算を惜しまずたくさん造って実戦配備し、外国にもどんどん売ってK-防衛産業の威容を示そう」など、喜びのコメントが多数寄せられている。
また、KF-21に関しては、共同開発国であるインドネシアの事業費負担金滞納問題が何度も報じられていることから、「(機体に描かれた)インドネシアの国旗は消してほしい」といった声も上がっている。(翻訳・編集/麻江)
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