まるで子ども服! 中国の女優がますます小さくなるレディース服に苦言

Record China    2023年5月20日(土) 19時0分

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17日、極目新聞は、中国の女優チャン・シンユーがアパレルブランドの衣服についてサイズがどんどん小さくなっていることに苦言を呈し、ネット上で反響を呼んだことについて報じた。

2023年5月17日、中国メディアの極目新聞は、中国の女優チャン・シンユー(張馨予)がアパレルブランドの衣服についてサイズがどんどん小さくなっていることに苦言を呈し、ネット上で反響を呼んだことについて報じた。

記事によると、チャン・シンユーは先日、SNS上で女性向けアパレルブランドについて「好きなブランドなのに、服のサイズが小さすぎて着られなくなった」と書き込んだ。さらに、ネットユーザーのコメントに対して「子ども服じゃないんだから。本当に着る人に対する要求が厳しすぎると思う。50キロ以上の人は着る資格がないみたいだ」と苦言を呈し、ネットユーザーから「今の女性服のサイズは確かにひどい。スターの体形でさえ着られないってどういうことだ」「標準的な体形なのに、大型サイズを買わなきゃいけない」など賛同の声が寄せられた。

記事は、小さいサイズを専門に扱うブランドはさておき、ネット上で不満が出ているのは往々にして大衆向けブランドのサイズだと指摘。「女性消費者が痩せたからサイズが小さくなっているのではない。社会で長時間かけて作られた、歪んだ美の意識が大きく関係しているのだ」とし、「A4幅の腰」「箸のような足」「直角の肩」などSNS上では女性のスタイルに関する新たな基準が次々出現し、その都度、世の女性たちが焦りを募らせている状況に言及した。

その上で、「審美というものは画一的に定義されるものではない」とするとともに、女性服の小サイズ化は「温度を調節して快適に過ごすための日用品」という衣服本来の目的を逸脱し、衣服が女性のスタイルを測るツールになっていると指摘。「ファッションブランドやショップがむやみに流行を追いかけてサイズの小さい服ばかりを作ったり売ったりしていれば、やがては消費者からそっぽを向かれることになるだろう」と論じた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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