中国で絶大な人気を誇るダンスバトル番組「這！就是街舞（ストリートダンス・オブ・チャイナ）」。貴州省で7月に収録が始まるシーズン6の舞台には、ワン・イーボー（王一博）、ハン・グン（ハンギョン/韓庚）、レイ（張芸興/チャン・イーシン）のほか、韓国からRain（ピ）、BLACKPINKのLISA（リサ）、BIGBANGのSOLが合流するとの情報が中国のネットに出回り、話題を集めている。

同じタイミングで、K-POPバンドCNBLUEのジョン・ヨンファが番組収録のために北京に到着した直後に「北京、久しぶり」「北京ダック、久しぶり」と連続投稿し、ファンから歓迎メッセージが相次いだ。ジョン・ヨンファのほか、ダンスポップ歌手のキム・ヒョナが武漢音楽祭に参加するとライブ配信で報告すると、チケットを求める書き込みが続出した。

2016年に「限韓令（韓流禁止令）」が発動されて以来、韓国芸能人のメディアでの露出が制限されていたが、最近になって活動再開の動きが活発になってきている。このような状況の中、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）上では「韓流は本当に再来するのか」とのスレッドが立ち、「ハン・グンのオーラ、LISAの顔、筋肉オッパのRain、そしてイーボーとレイ、『這！就是街舞』のバトルが豪華度を増している」「国内アイドルはもっと頑張らないと韓流にファンを持って行かれる」「まだ本当か分からない。ポスターが公表されるまで待とう」「今の中韓関係を見ると全面解禁は考えられない」など、期待や疑問の声が飛び交っている。（編集/RR）