韓国の成長率、3四半期連続でOECD平均下回る=韓国ネット「怖ろしい」「日本よりもっと深刻に」

Record Korea    2023年5月30日(火) 6時0分

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29日、韓国・KBSによると、韓国の実質国内総生産成長率が3四半期連続で経済協力開発機構の平均を下回った。写真は韓国。

2023年5月29日、韓国・KBSによると、韓国の実質国内総生産(GDP)成長率が3四半期連続で経済協力開発機構(OECD)の平均を下回った。

記事によると、今年1~3月期の韓国経済の実質GDPは前四半期より0.3%増加した。

今年1~3月期の前四半期比GDP増加率で、OECD加盟国の平均は0.4%だった。OECD加盟国のうち現在までに四半期別成長率が発表された国は30カ国で、そのうち韓国は16位だったという。

韓国は昨年10~12月期、実質GDPが前四半期比0.4%のマイナス成長を記録していた。今年1~3月期はマイナス成長から脱したものの、OECD平均は3四半期連続で下回った。

韓国銀行のイ・チャンヨン総裁は25日の記者会見で、今年の成長率見通しを1.4%に下方修正する背景を説明しつつ、「韓国経済はすでに長期的な低成長局面に来ている」「少子高齢化がかなり深刻な上、老後の貧困問題もあり、解決するには労働・年金・教育を含むいくつかの構造改革が必要だ」と強調したという。

これに韓国のネットユーザーからは「ベネズエラやアルゼンチンのようになるのも時間の問題」「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は実利外交が全くできていない」「少子化問題を解決できなければ、近い将来に日本よりもっと深刻な景気低迷がやってくる」「低成長より問題なのは、成長の動力が消えつつあること。企業や政府が力を合わせて成長動力を開発し発展させていくべきなのに、企業は限界点に達し、政府は全く役割を果たせていない。10年後、20年後が怖ろしい」など不安の声が多数寄せられた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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