Record Korea 2023年5月30日(火) 15時0分
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29日、韓国メディア・ソウル経済は「新生児の数が急減する中、40歳代の分娩が10年前に比べ40%以上増えていることが分った」と伝えた。資料写真。
2023年5月29日、韓国メディア・ソウル経済は「韓国で新生児の数が急減する中、40歳代の分娩が10年前に比べ40%以上増えていることが分った」と伝えた。
保健福祉部の資料「2013~22年分娩現況」によると、分娩件数はこの10年間で42万4717件から24万4580件に減少した。年代別に見ると、20歳代の分娩は10万5931件から3万8685件に63.5%急減し、全分娩に20代が占める割合は24.9%から15.8%に落ちた。30歳代の分娩は30万3085件から18万5945件に減少したが、全分娩に占める割合は71.4%から76.0%に上昇した。一方、40歳代は1万3697件から1万9636件に増加し、全分娩に占める割合は3.2%から8.0%に上昇した。
統計庁によると、韓国の昨年の合計特殊出生率は0.78人で、過去最低値を記録した。今年1~3月期は0.81人で、同期間の過去最低値を更新しており、通年で昨年を下回る可能性が高いという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「子どもを産もうという余裕が40歳代になってようやくできるということだろうね」「うちは36歳で産んだ共働き夫婦だけど、経済的にはギリギリ。お金がないと子どもなんて産めないね」「若いうちに結婚して子どもも産みたいけど、住宅価格は高すぎるし、昔に比べていい職場も少ない」「結婚してキャリアを捨て義実家と夫のために自分を犠牲にしたがる女なんて今どきいないでしょ」「産め産めとばかり言わずに、今いる子どもたちをしっかり守ってもらいたい。犯罪者天国のこの国で、まず法を強化し安全な国を作ることが先決ではないか」などのコメントが寄せられている。
その他、「寿命も延びたんだし、40歳代で子どもをもうけることが問題だとは思わない」「何をしようが若い世代は自分の自由と幸せが最優先なんだから、子どもなんて生まないよ」「出産を国家的な義務にでもしないかぎり、国の生存は難しいだろうな」「未婚の40歳以上の男女から特別税を徴収して新生児を支援するべきじゃないか」といった声も見られた。(翻訳・編集/麻江)
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