人民網日本語版 2023年5月30日(火) 16時30分
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中国初の国産大型旅客機「C919」の商用運航が28日に始まった。
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中国初の国産大型旅客機「C919」の商用運航が28日に始まった。それは1機目として中国東方航空に引き渡しが行われた「C919」で、上海虹橋国際空港から北京首都国際空港へと向かうMU9191便に導入された。
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初の商用運航では、旅客約130人が「C919」に乗って「空の旅」を体験した。
初の商用運航を記念して、東方航空は、赤がベースで、「C919首航記念」と書かれた特別チケットを用意した。
28日に初の商用運航となったC919の座席数は164席で、機体の前方に世界で1機目を意味する「全球首架」という赤いマークが描かれ、その横には英語で「THE WORLD FIRST C919」と書かれている。
機体の登録番号「B-919A」の「B」は中国の民用航空機であること、「919」は型番、「A」は「1機目」であることを示している。 ビジネスクラス8席は、ゆりかごのような設計で、最大120度のリクライニングが可能。前方の席との間隔は1メートル以上だ。エコノミー156席は、3-3席の配列で、真ん中の席は両側より1.5センチ幅が広い。また、機内の高さは2.25メートルで、上部も前方もゆったりとした空間となっている。機内には12インチのディスプレーが20台設置され、1080Pの高画質の映画を見ることができる。
東方航空C919便では旅客に味にこだわった機内食を提供している。中でも人気の腊味煲仔飯(豚肉がのった炊き込みご飯)が、旅客から選ばれた一番お気に入りの機内食となった。
中国東方航空は29日から、C919を上海虹橋国際空港と成都天府国際空港を結ぶ定期便に投入することになっている。 その後、さらに多くの路線に投入される計画で、中国国産の飛行機に乗ってより多くの人が旅行できる日が来ることになる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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