実写版「リトル・マーメイド」、韓国での“レビューテロ”に海外メディアが注目「疑わしい」

Record Korea    2023年6月1日(木) 14時0分

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30日、韓国・マネートゥデイによると、韓国で24日に公開された実写版「リトル・マーメイド」に両極端な評価が寄せられており、外信が「疑わしい」として注目しているという。

2023年5月30日、韓国・マネートゥデイは、韓国で24日に公開された実写版「リトル・マーメイド」に両極端な評価が寄せられており、外信が「疑わしい」として注目していると伝えた。

米国のネットメディア「Deadline.com」は28日、「韓国、フランス、ドイツなどで『リトル・マーメイド』のレビューテロが発生している」と伝えた。「海外で何やら怪しいことが起きている」「外国映画レビューサイトに(『リトル・マーメイド』に対する)否定的なレビューが疑わしい水準で寄せられている」とし、「インターネットトロール(荒らし)がこれを主導しているようだ」と分析した。

また韓国について「韓国メディアも『黒人の人魚姫に対する反発から、レビューテロが起きた』と報じている」「この数日間、韓国のポータルサイトでは映画に対する否定的なレビューに数百人が『いいね』を寄せ、肯定的なレビューは低評価となっている」と指摘したという。

これについて、マネートゥデイは「実際に『Naver 映画』では同作品に両極端な評価がついている」と伝えている。観覧客平均評価点は6.59点だが、最も多く「推薦」を獲得したレビューは「物語に入っていけない」「自分の知ってるアリエルとは違った」など、否定的な内容だという。「期待以上だった」「よく作られている作品」「アリエルの歌がすばらしかった」などのレビューには「非推薦」が多く付いている。

シネコン大手のCGVの観客評価「CGVゴールデンエッグ指数」でも75%を記録しているが、「ディズニーの実写化はもう陳腐だ」「一体なぜ実写版を作ったのか分からない」「子どもたちが泣きわめいたので途中で出てきた」など、否定的なレビューが多く並んでいるという。韓国の映画評論家らも5点満点の2点、10点満点の4点など酷評しているという。

映画振興委員会映画館入場券統合電算網によると、「リトル・マーメイド」は韓国ボックスオフィス(チケット売り上げ)3位を記録中で、累積観客数は45万人となっている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「肌の色がどうとかの前に、主人公がかわいくない」「ただ童話のイメージとかけ離れているのが問題なんだよ」「黒人だからというより、お姫様のイメージに合ってないのが問題だと思う」「黒人でも黄色人種でもいいけど、誰が見ても童話の中のお姫様のように美しいと思うような主人公であるべきだった」「映画を見てただ評価しただけなのに、それがなぜ『テロ』なんだ?」などの声が寄せられている。

また「子どもたちが泣きわめいたのは、物語が暗いし、アニメ作品で見たかわいい魚たちも実写化では不気味になっていたからだよ」というコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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