サムスンに大きな圧力…台湾TSMCが2ナノ半導体の試験生産に着手=韓国ネット「文政権のせい」

Record Korea    2023年6月7日(水) 15時0分

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6日、韓国・ソウル新聞は「世界最大のファウンドリ企業TSMCが世界最先端の回路線幅2ナノメートルの半導体製品の試験生産準備に着手した」と伝えた。資料写真。

2023年6月6日、韓国・ソウル新聞は「世界最大のファウンドリ企業TSMCが世界最先端の回路線幅2ナノメートル(ナノは10億分の1)の半導体製品の試験生産準備に着手した」と伝えた。

記事によると、ある消息筋は「TSMCが最先端の人工知能(AI)システムを使って半導体生産時のエネルギー効率改善を加速する」として上記の内容を明かした。また「アップルとエヌビディアが2ナノ製品生産の最初の顧客になるとみられる」とし、これが「サムスンなどのライバル企業にとって大きな圧力になる」と予想したという。

TSMCは具体的な内容には触れていないが、2ナノ技術の開発が順調に進んでおり、25年までの量産を目標にしていると明かした。

TSMCは昨年12月から3ナノ製品の量産に入り、早ければ26年に1ナノ工場を北部・桃園市の龍潭サイエンスパークに建設して27年に試験生産、28年に量産に入る計画だという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「文在寅(ムン・ジェイン)政権の5年でサムスンはTSMCに大きな差をつけられてしまった」「サムスン会長を5年間投獄した文政権の責任だ」「サムスンは文政権のせいで投資時期を逃した」など、前政権の責任を指摘する声が数多く寄せられている。

その他「これは公正なゲームじゃない。一方は国のオールイン政策の恩恵を受け、もう一方は監獄を経験」「これは国VS企業の戦いだ」「それでもサムスンは負けないよ」「韓国、サムスンの底力を信じている」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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