Record China 2023年6月10日(土) 18時0分
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台湾メディアの三立新聞網は7日、「刺し身を購入した際に添えられているプラスチックの葉っぱは何のためにあるのか?飾りは主な理由ではない」と題する記事を掲載した。
記事は、「日本の料理である刺し身は台湾人が最も好きな料理の一つだが、多くの人は刺し身の盛り付けの際にプラスチックの葉っぱが添えられていることに気付くだろう」とした上で、この「葉っぱ」の用途をめぐって台湾のSNS上で話題になったことを紹介した。
記事によると、台湾の若者が多く利用するSNS「Dcard」でこのほど、あるユーザーが“緑色のプラスチックの葉っぱ”の写真を投稿し、「今日は真面目に聞きたい。刺し身の皿によくこれが乗っているが、誰かこれの用途を知っているか?」と問い掛けた。
質問が投稿されるとすぐにコメントが殺到したといい、「単に飾り付けのためだと思ってた」「味が混ざるのを避けるため。見た目を良くする意味もある」「最初は料理を仕切るものだったけど今は純粋に彩りのためだね。少なくとも乗っていると細やかにつくられた感じがする」などのコメントが寄せられたという。
記事は料理に詳しい専門家の話として、これは伝統的な日本料理で使用されるハラン(葉蘭)だとし、「風格を出すためのものだが、植物なので長く置くと食べ物に臭いが移ったりしてしまう上、年中どこでも手に入るものではないため後にシソの葉を使うようになり、今ではプラスチック製のものが一般的になった」と説明した。
また、「日本料理では通常、1皿に複数の種類の刺し身が盛られているため、仕切りという役割ももちろんある。緑色の葉は飾り付けることで彩りが増す上、食べ物同士がくっついたり、味が混ざったりして料理全体のおいしさに影響が出るのを防ぐことができる」とも解説した。(翻訳・編集/北田)
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