サッカーアルゼンチン代表の世界的スター選手リオネル・メッシに会いたくて、河北省廊坊市から約60キロ離れた北京に単身やって来たという車椅子のファンに、SNS上で応援の声が続々寄せられている。

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2022年のサッカー・ワールドカップ（W杯）カタール大会で優勝したアルゼンチン代表は15日に北京工人体育場でオーストラリア代表と親善試合を行う。

中国スポーツメディアの直播吧によると、中国版ツイッターの微博（ウェイボー）に11日、「メッシに一目会いたくて、廊坊から北京に単身やって来た、筋萎縮性側索硬化症（ALS）を患っているとみられる人がいる。何としてもメッシに会いたいそうだ。外は大雨で危ないので、ホテルのロビーで雨を避けられるようにしてあげた」とし、試合の主催者に対し、こうした状況をメッシの関係者に伝えてほしいとする投稿があった。

記事のコメント欄やウェイボー上では「車椅子で単身北京まで？」「メッシに会えるようにしてあげて」「主催者のウェイボーアカウントにコメントしておいたよ。同じメッシのファンとして、少しでも力になりたい」などの反応が見られた。（翻訳・編集/柳川）