「サムスンのスマホを使ったら仲間はずれ」は実話だった?=韓国ネット「サムスンが最高なのに」

Record Korea    2023年6月14日(水) 8時40分

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12日、韓国・ヘラルド経済は「サムスンのスマートフォンを使ったら仲間はずれに?まさかと思ったら実話だった」と題する記事を掲載した。写真はスマホ売り場。

2023年6月12日、韓国・ヘラルド経済は「サムスンのスマートフォンを使ったら仲間はずれに?まさかと思ったら実話だった」と題する記事を掲載した。

記事は「韓国の子どもたちの間でアップルiPhoneを好む傾向が顕著になっている」とし、「『サムスンのスマホを使ったら仲間はずれ』『iPhoneを使わないと仲間はずれ』と冗談混じりに言っていた言葉が現実になっており、サムスンに危機が迫っている」と伝えている。

また、海外では状況が「さらに深刻」で、特に米国ではアップルとサムスンのスマホシェアの格差が過去最大に拡大したという。

今年1~3月期の北米のスマホ市場で、アップル(59%)とサムスン(23%)のシェアの差は36%だった。21年の同期間は17%、22年の同期間は24%とその差は徐々に拡大している。

この格差の原因について、現地の専門家は「米国の若者世代は、iPhoneを使わなければ友達の輪に入れないという恐怖を感じている」と指摘した。代表的なものがアップル端末同士で使える「iMessage(アイメッセージ)」機能で、iPhone間、Androidを含む他OS間とではメッセージの吹き出しの色に違いが出る。またiMessageにはiPhone専用の絵文字がある。昨年の調査では、米国のZ世代(1996年以降生まれ)の83%がiPhoneを使っているとの結果が出たという。

韓国でも、昨年の調査で10代と20代が利用するスマホ製品のうち最も高い割合を占めたのはiPhone(52%)だった。10代の間でGalaxyは「おじさんが使うスマホ」とのイメージが強く、業界では、サムスンが若者世代の支持を得るには「製品やブランドに対するイメージの改善が必要」とみられているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「サムスンのスマホが最高なのに、なぜ分からないのだろうか」「iPhoneを使うアイドルが多いことも原因の一つ。子どもたちは好きな芸能人の全てをまねたがるから」「K‐POPアイドルがもっとサムスンのPRしてくれたらな。GalaxyはiPhoneに劣る理由がない誇らしい製品なのに」「サムスンはもっと小さくて軽いスマホをつくるべき。長時間使用すると手が疲れる」などの声が上がっている。

また、「iPhoneを使っていたけどGalaxyに変えた。iPhoneは見た目が美しいけど使いにくい」「最近は反対にiPhoneを使う人が減ってきている印象だ」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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