anomado 2023年6月15日(木) 14時0分
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中国の映画監督チャン・イーモウが手掛けるドラマ作品「主角」で、女優チャオ・リーインがヒロインの秦腔(しんこう)役者を演じると報じられている。
中国の映画監督チャン・イーモウ(張芸謀)が手掛けるドラマ作品「主角」で、女優チャオ・リーイン(趙麗穎)がヒロインの秦腔(しんこう)役者を演じると報じられている。
全40話のドラマ「主角」は、2019年に中国最高峰の文学賞「茅盾文学奨」を受賞したチェン・イエン(陳彦)の長編小説「主角」を実写化するプロジェクト。21年末、制作許可を取得したドラマ作品のリストに含まれていることが報じられて以来、その動きが注目されてきた。
「主角」は、陝西省や甘粛省など中国西北部で広まった伝統劇・秦腔の世界を描く物語で、寒村の羊飼いから秦腔の人気女優になり、名優として全国に名をとどろかせるヒロイン「憶秦娥」の半世紀と、その浮き沈みの多い人生を描いている。
「憶秦娥」役を演じる女優について、ニュースサイトの捜狐(SOHU)や騰訊(テンセント)がこのほど、チャオ・リーインの起用を報じている。また同時に、イー・ヤンチェンシー(易烊千璽)、チン・ハイルー(秦海璐)といった顔触れの共演も報じられている。
チャオ・リーインは昨年、主演ドラマ「風吹半夏」のヒットで実力派へとシフトに成功し、人気女優がひしめく「85後(1985~89年生まれ)女優」の中でも頭一つ抜けた存在になったと評価されている。「主角」でチャン・イーモウ監督に起用された場合、これまでは映画出演が少なかったものの、今後映画界で飛躍する大きな足掛かりになるとみられている。(Mathilda)
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