中国、質の高い自然研究発表数で初めて米国を抜き世界一に―中国メディア

Record China    2023年6月19日(月) 8時0分

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16日、新華網は、中国が自然科学分野における質の高い研究の発表数で初めて中国を抜き世界一になったと報じた。資料写真。

2023年6月16日、新華網は、中国が自然科学分野における質の高い研究の発表数で初めて中国を抜き世界一になったと報じた。

記事は、世界的に有名な科学技術出版社のシュプリンガー・ネイチャーが15日、質の高い自然科学研究を発表する機関と国について分析した2023年のネイチャーインデックスを発表し、中国の自然科学分野における研究の貢献が米国を抜いて世界一になったことが明らかになったと紹介した。

記事によると、今回中国が世界一になったのは、論文1本における共著者それぞれの貢献度を考慮した上で研究成果の発表数を算出した「シェア」と呼ばれる指標で、中国は2022年1月1日から12月31日までの統計で、物理、化学、生物化学、地球・環境科学を網羅する自然科学分野において米国を抜いて初めて1位に立ったという。

国別ランキングのトップ10は中国、米国、ドイツ、英国、日本、フランス、韓国、カナダ、スイス、インドとなっており、中国の「シェア」数値は前年の統計に比べて21.4%増加して上位10カ国の間で最も高い伸び率となった。

また、質の高い研究成果の発表機関ランキングでは、中国科学院が1位、中国科学院大学が5位、中国科学技術大学が6位、南京大学が7位、北京大学が9位、清華大学が10位と中国の大学6校がトップ10入りした。このほか米ハーバード大学が2位、マックス・プランク研究所が3位、仏国立科学研究センターが4位、スタンフォード大学が8位だった。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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