中国で初めて使用権証明書が発行された無人島、裁判所の競売で5.7億円で落札―中国メディア

Record China    2023年6月18日(日) 22時0分

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中国で初めて無人島の使用権証明書が発行された浙江省寧波市象山県の旦門山島がこのほど、裁判所による2度目の競売に掛けられ、2868万元で譲渡されることが決まった。

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中国メディアによると、中国で初めて無人島の使用権証明書が発行された浙江省寧波市象山県の旦門山島がこのほど、裁判所による2度目の競売に掛けられ、2868万元(約5億7000万円)で譲渡されることが決まった。買い手は自然人の李国柱氏で、無人島の使用権、海域の使用権(2061年まで)、島内の既存の建物や関連施設を取得する。

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旦門山島は2011年11月8日、中国で初めて明確な使用権のある無人島になった。中規模レストランや船舶リース、漁業サービス、島の観光資源開発、沖合漁業、海水浴場などを手掛ける象山海洋遊覧度假が50年の使用権を取得し、344万元(約6800万円)を支払った。同社の実質的支配者である黄一民氏が、国家海洋局が発行する無人島使用権証明書を取得し、中国で初めて法的に認められた無人島の「島主」となったが、債務紛争で信用失墜被執行者リストに載った。


旦門山島の使用権と島内の付属資産が先ごろ、評価額3977万1900元(約7億9100万円)、最低入札価格2785万元(約5億5400万円)で競売に掛けられたが、入札者はゼロで流札に終わっていた。

2度目の競売は、最低入札価格が2228万元(約4億4300万円)、期間は15日午前10時から16日午前10時までで、5人の投資家が入札に参加したという。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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