台湾人インフルエンサーがまたしても日本で炎上したと、複数の台湾メディアが伝えている。

台湾メディアのFTNN新聞網などによると、台湾のインフルエンサー「長笛姐姐 Lily Flute」はこのほど、東京ディズニーランドの園内でアニメ「【推しの子】」の制服姿でリコーダーを吹きながら撮影した動画をTikTokに投稿した。ところが、このことが規定違反だとして日本のネットユーザーから非難の声が上がったという。

同じく台湾メディアの鏡新聞は炎上した原因について「来園客によるコスプレ、楽器の持ち込み、営利目的の活動は禁止されているため」とし、「現地の人（日本人）の多くはインフルエンサーが園内でTikTokなどの動画の撮影をしてはいけないことを認識している」と説明した。

東京ディズニーリゾートの公式ウェブサイトでは、「服装についてのお願い」として、「他のゲストを挑発する、 また他のゲストの迷惑となるおそれがあるもの」「キャラクターや出演者、キャスト（従業員）と間違える可能性のある服装」「営利目的の宣伝行為となるもの」などは控えるよう呼び掛けている。また、持ち込み禁止のリストに楽器は明記されていないが「パークおよびその関連施設の営業または運営の妨げや他のゲストのご迷惑となるおそれのあるもの」に該当する可能性がある。

記事によると、日本のネットユーザーからは「ディズニーのルールを守らないなんて」「ディズニーランドでリコーダーなんて吹いて楽しいか？」といった批判の声が上がった。また、台湾のネットユーザーからは「これこそ恥。（蔡阿嘎のように台湾で炎上してから日本でも報じられるのではなく）直接日本で炎上した」「パーク内で別のアニメのコスプレなんて究極の挑発だろう。完全に台湾人の恥をさらしてくれたな」「ディズニーランドなんて毎日人でごった返しているのに、そんなところで撮影するなんて、批判されてもやむなし」などの声が寄せられている。

なお、問題の動画はすでに削除されている。

台湾人インフルエンサーをめぐっては、先日、動画投稿サイトYouTubeで250万超のチャンネル登録者を誇る人気YouTuber「蔡阿嘎」が「日本の超マズい飲食チェーン地雷店5選」と題した動画を投稿し、炎上していた。（翻訳・編集/北田）

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