Record Korea 2023年6月22日(木) 7時0分
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19日、韓国・朝鮮日報は「ぼったくり問題で店主らが土下座謝罪した仁川・蘇莱浦口の魚市場を2日後に再訪問したが、変化は感じられなかった」と伝えた。写真は蘇莱浦口の魚市場。
2023年6月19日、韓国・朝鮮日報は「ぼったくり問題で店主らが土下座謝罪した仁川(インチョン)・蘇莱浦口(ソレポグ)の魚市場を2日後に再訪問したが、変化は感じられなかった」と伝えた。
蘇莱浦口の魚市場では14日、店主らがメディアのカメラの前に立ち、「しつこい客引き、かさ増し、ぼったくりなどの悪習を撲滅すると宣言した。先月、ネット上で「蘇莱浦口でワタリガニ詐欺にあった」「生きたワタリガニを購入したが、家に帰って確認すると足が全て取れているものにすり替えられていた」との投稿があり、怒りの声が相次いだことを受けたもので、「二度とこのようなことがないよう教育を続けていく」と土下座して謝罪もした。
記事はその2日後の同市場の様子を伝えているが、「店主らが誓った変化を体感することはできなかった」としている。
取材記者が市場に入るとすぐにしつこい客引きにあった上、最初に提示した値段と最終的に店主が示した値段は異なった。大きく立派な生きたカニを見せて「雄1キロ1万8000ウォン(約1992円)」と提示した店で2キロ購入したところ、いけすから取り上げられたカニは重量をしっかり確認する暇もない状況で梱包(こんぽう)され、実際にどんなカニを箱に入れられたかは購入時点では分からなかったという。帰宅して確認すると、5杯中4杯が足のないカニだった。「カニをすり替えられた」と投稿されていた写真とよく似ていたという。
蘇莱浦口は2012年までは首都圏を代表する観光地だったが、ぼったくりという悪名が広がり、訪問者が減っていた。13年、20年、そして今年も「ぼったくり、すり替えなどを根絶する」として「自浄大会」を開いたが、同じことを繰り返し否定的イメージは改善されずにいると、記事は伝えている。
また、こうした状況は蘇莱浦口だけではなく、地方のお祭りでの「ぼったくり」についても、同様に同じ問題が繰り返されていると指摘している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「これは詐欺だ」「(謝罪を)まさか信じてるの?。いつだって裏切ってだましてくるような連中だ。信じちゃ駄目だよ」「謝罪なんて意味がない。蘇莱浦口だけじゃない、済州島の市場もひどいものだ。詐欺を働く店は潰れるべき。みんな行かない、買わないようにしないと」「蘇莱浦口に期待をしても無駄だよ。謝罪したって何も変わらない。後ろを向いて舌を出して足のないカニを買わせる」「人間の本性は簡単には変わらない」「生きてるカニに死んでるカニを混ぜたり、客がカニを選んでも『もっと身が詰まったのを選んであげる』と言って冷凍のカニを混ぜたりするのを見たことがある」などのコメントが殺到している。
地方の祭りの問題についても「地方の祭りなんて無くせばいい」「地方に行く金があったら海外旅行をしよう」など厳しい声が上がっている。(翻訳・編集/麻江)
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