中国のネット上でこのほど、韓国のホテルスタッフが連続で謝罪する動画が注目を集めた。

中国メディアの環球網によると、先日、重慶市在住の王（ワン）さんが同僚と共に韓国に出張した際、ホテルの外に各国の国旗が掲揚されていたが、そのうち五星紅旗（中国国旗）だけがひもで縛られた状態で放置されていたという。

王さんらは「五星紅旗ははためかなければならない」としてすぐにひもを解き、ホテルの責任者を呼び出して問いただした。責任者は中国国旗だけをひもで縛っていた理由について具体的には回答しなかったが、中国語で「対不起（ごめんなさい）、対不起…」と10回連続で謝罪したという。

王さんは一部始終を撮影しており、「熱血的な中国人としては見過ごせなかった。愛国はわれわれ一人ひとりの人生の使命だ」と語った。

中国のネットユーザーからは「サービス業なのにこんなことにも考えが至らないとは」「わざとではないのか」「何か意図がありそうだ」と非難する声や、ホテル責任者が謝罪の言葉を連呼したことについて「人民元（チャイナマネー）に頭を下げたな」「ごめんで済んだら警察はいらない」「理由を説明せよ」といった声が上がっている。（翻訳・編集/北田）

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— 中国動画 (@RC00547555) June 19, 2023