2023年6月20日、観光目的で日本を訪れた韓国人の男が女子中学生ら3人にわいせつな行為をした事件が、韓国のネット上でも話題となっている。

ソウル新聞など複数の韓国メディアは日本メディアの報道を引用し、「32歳の韓国人の男が大阪府内の路上で女子中学生ら3人の女性の体を触った疑いで逮捕された」と伝えた。

逮捕されたのは金大皓（キム・デホ）容疑者で、今年3月24日、大阪府内の路上で20代の女性に「駅はありますか」と片言の日本語で話しかけた後に胸を触って逃走した。その他にも、女子中学生の服の中に手を入れ胸を触るなど、約15分の間に合わせて3人の女性にわいせつな行為をした疑いが持たれている。

金容疑者は事件の3日前に日本に入国し、大阪市内のビジネスホテルに滞在していた。27日に大阪市内で60代の女性のバッグをひったくった窃盗容疑で現行犯逮捕され、取り調べの過程でわいせつ事件への関与が発覚した。金容疑者はバッグを盗んだことは認め、「観光目的で日本に来た」「無職のためお金が必要で、女性のバッグなら盗めると思った」などと供述したが、女性3人に対するわいせつ容疑については黙秘しているという。

同時期に金容疑者によるものとみられる強盗・わいせつ事件が他にも4件確認されており、警察は金容疑者が入国から1週間で計8件に関与したものとみて捜査を進めている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「国の恥さらし」「本当に恥ずかしい」「韓国の法律が甘すぎるから他国でも簡単に罪を犯す」「領事は彼を助けず、日本の法律通りに処理してほしい」「日本では反省文を書いても韓国より刑が重いはずだ」などの声が寄せられている。（翻訳・編集/堂本）