訪日中国人に注意喚起「『富のひけらかし』はやめて」―華字メディア

Record China    2023年6月24日(土) 10時0分

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華字メディアの日本華僑報網は20日、「日本入国時に『富のひけらかし』はやめて」と題する文章を掲載した。

華字メディアの日本華僑報網は20日、「日本入国時に『富のひけらかし』はやめて」と題する文章を掲載した。

文章は韓国のネットユーザーが投稿した金のネックレスを巡る問題を取り上げたもので、筆者は日本業務に携る弁護士。「韓国メディアの報道は日本を訪れる外国人観光客に警鐘を鳴らした」と切り出し、その内容として韓国外交部が訪日旅行の際に金などのアクセサリーをなるべく着用しないよう国民に呼び掛けたことを紹介した。

また、「日本の税関が貴金属の密輸を防止するために入国時の金製品の検査を強化したことが理由だ」とし、韓国のネットユーザーから寄せられた不満の声が韓国外交部の対応のきっかけだと伝えた。

先日の報道によると、韓国のネット上には5月末に札幌を訪れた人から「『Visit Japan』を使って着用していた金のネックレスを申告したが、税関で別室に連れていかれ全身を調べられた上、バッグの中も全て検査された」という投稿があった。「犯罪者扱いされたようで不愉快だった」「職員は『金を持ち込んだので日本に税金を払わなければいけない』と繰り返すだけだった」といい、投稿者は最終的に税金を払うことなく、代わりに保管手数料を支払って空港にネックレスを預けたという。

また、熊本を訪れた他の投稿者から、「普段からしている金のネックレスの申告をしなかったせいで、日本の関税法違反の疑いで拘束され、約7時間にわたり調査を受けた」との声が上がったことも報じられている。

文章は「日本に金または金製品を持ち込む際は必ず申告しなければならない」などと説明した他、「日本の税関は金製品の違法持ち込みへの監視を強化している」と述べてピアスのような小さな物でも持ち込み品になると注意喚起。その上で、「税関の審査、また安全上の観点からも近く訪日する予定のある人は必要がなければ金のアクセサリーを国内に保管しておいた方がよい」と呼び掛けた。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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