結婚を控えた韓国人男性がパリの地下鉄駅で死亡、現地警察の説明に疑問の声「自殺に見せかけようと…」

Record Korea    2023年6月23日(金) 16時0分

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21日、韓国・ソウル新聞によると、フランスを訪れた30代の韓国人観光客の男性がパリの地下鉄駅で死亡していたことが分かったが、現地警察の説明に疑問の声が上がっている。写真はパリの地下鉄。

2023年6月21日、韓国・ソウル新聞によると、フランスを訪れた30代の韓国人観光客の男性がパリの地下鉄駅で死亡していたことが分かったが、現地警察の説明に疑問の声が上がっている。

記事によると、男性は12日午後9時30分から10時(現地時間)までの間にパリメトロ7号線のヴィルジュイフ・ルイ・アラゴン駅で死亡した。

遺族は男性が14日に韓国行きの飛行機に乗っていなかった事実を確認し、15日に在フランス韓国大使館に連絡。大使館は現地警察に問い合わせ、16日に法医学研究所で当該男性とみられる遺体を確認したという。

現地警察は「男性が高圧電流の流れる地下鉄線路を渡ろうとして感電死したとみられる」と説明しているが、正確な死因は分かっていない。韓国大使館関係者は「現地警察の捜査と身元確認の手続きが完了次第、遺体を遺族に引き渡す予定」と話した。遺族は「自発的に線路に降りたというのは常識的に考えて理解に苦しむ」と主張し、防犯カメラの映像を確認したいとの意向を示している。

男性は結婚を控えており、勤務先のリフレッシュ休暇を利用して1人でフランスを訪れていた。

韓国外交部当局者は「死因究明に向け、現地警察に迅速かつ公正な捜査を促し、意思疎通を図りつつ捜査状況の把握を進めている」と話したという。

この報道を受け、韓国のネット上では「観光客が不慣れなパリの地下鉄の線路を渡ろうとするなんてあり得ない。人種差別による殺人事件の可能性が高い」「結婚を控えている人がフランスにまで行って自殺するとは考えにくい」「誰かに押されたに違いない」「自殺に見せかけようとしているとか?」「スリに遭って犯人を追いかける過程で事故が起きたのでは?」「そもそも、これまでの人生で地下鉄の線路に落ちて感電した人なんて見たことない」などさまざまな憶測が飛び交い、「防犯カメラを必ず確認するべき」との声が上がっている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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