トイレ盗撮中の男が逆に被害者に撮られる、ネット民は「ある点」を不審がる―中国

Record China    2023年6月22日(木) 22時0分

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中国・広東省茂名市の公衆トイレで男が女子トイレを盗撮したが、被害者の女性が逆に盗撮した男を撮影した。

中国・広東省茂名市の公衆トイレで男が女子トイレを盗撮したが、被害者の女性が逆に盗撮した男を撮影した。中国メディアの澎湃新聞が22日付で伝えた。

報道によると、事件があったのは5月28日。美容院で働く女性・陳(チェン)さんが公衆トイレを利用した際、サンダルを履いた男が個室の下の隙間から自分を盗撮しているのを発見した。陳さんが自分のスマートフォンを取り出して逆に隙間から相手を撮影すると、異変に気付いた男は立ち去って行った。

陳さんはその後、警察に通報したが、現場に設置されていた防犯カメラには「何も映っていなかった」という。現場の居住委員会の関係者は「理由は分からないが防犯カメラは壊れていて録画できていなかった。ネットの原因か設備の原因かは分からない。すでに修理を依頼し、今は直っている」と説明した。

中国のネットユーザーからは「こういうことをするやつは一体何を考えているのか」「他人の排便をのぞいて何が楽しいんだ」「盗撮事件が多すぎる」「厳罰に処してほしい」といった批判の声や、防犯カメラが壊れていたという関係者の説明について「なんだよそれ」「どうやら普段から全く管理していなかったようだ」とあきれたような声が上がった。

一方で、「肝心な時に壊れるんだな」「事件が起きたら壊れてましたって?」「都合の悪いものが映ると壊れるようになっているんじゃないか」「この男の服はかなり目立つ。近くの防犯カメラには必ず映っているはず。あとは調べる気があるかないかだ」「男は防犯カメラが壊れていることを知っていた人物、ということはないのか?」などと、現地の関係者が関与しているのではと疑う声が多数寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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