大韓航空機の滑走路誤進入事件、原因は「英語の聞き間違い」=韓国ネット「全く違う単語なのに…」

Record Korea    2023年6月23日(金) 20時0分

拡大

23日、韓国・YTNなどによると、4月にソウルの金浦空港で発生した大韓航空機の滑走路誤進入事件は、パイロットと航空管制官が互いの英語を正確に聞き取れなかったことが原因と判明した。写真は金浦空港。

2023年6月23日、韓国・YTNなどによると、4月にソウルの金浦空港で発生した大韓航空機の滑走路誤進入事件は、パイロットと航空管制官が互いの英語を正確に聞き取れなかったことが原因と判明した。

記事によると、4月19日午前8時ごろ、金浦空港に着陸し駐機場に向かっていた大韓航空機が到着滑走路と離陸滑走路を連結する誘導路の停止線を越えて滑走路に進入した。滑走路ではエアプサン機が離陸中で、大事故になりかねない状況だった。

当時、航空管制官は大韓航空機のパイロットに「HOLD SHORT(しばらく待機)」と2度指示したが、パイロットはこれを「CROSS(滑走路を渡れ)」と聞き取り復唱した。反対に航空管制官はパイロットが復唱した「CROSS」を「HOLD SHORT」と聞き取った。

航空管制官は大韓航空機が停止線を越えるのを目で確認し、緊急信号を送り停止させた。エアプサン機も大韓航空機に気づいてすぐに離陸したため、幸い事故にはつながらなかったという。

国土交通部は最終調査を終え次第、当事者に過失責任を問う方針を示している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「全く違う単語なのに。最低限の基本的な英語すらできないのでは?」「TOEICの点数だけを見て採用されたのだろう」「この程度の英語も正確に聞き取れないのなら、パイロットの資格を剥奪するべき」「韓国人同士は韓国語で話した方がいい」などの声が寄せられている。

また「英語の問題ではなく、ただ仕事に集中せず上の空で聞いていたのだろう」「無線送受信機の感度の問題では?」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携