フライメディア 2023年6月26日(月) 22時30分
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中国の映画・ドラマの撮影地「横店影視城」には主要なエリアだけでも10カ所以上あるが、撮影クルーとの遭遇率が高いエリアの一つ、「清明上河図」エリアを紹介する。
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中国の映画・ドラマの撮影地「横店影視城」は中国版ハリウッドとも呼ばれ、主要なエリアだけでも10カ所以上あるが、撮影クルーとの遭遇率が高いエリアの一つ、「清明上河図」エリアを紹介する。
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「清明上河図」は北宋時代の画家・張択端が宋の都・開封の繁栄を描いた絵巻物。その名がついた清明上河図エリアは、絵巻物に描かれた当時の様子を再現しているとあって、目の前に広がる景色は1枚の絵のようでもあり、どこを切り取ってもドラマのワンシーンが作れそうだ。その再現度の高さはセットとは思えないほどで、景色や建物を見物するだけでも来る価値がある。
さらに、ほぼ毎日何かしらの撮影をしているようで、出演俳優やエキストラが観光客に混ざってうろうろしていることもある。推し俳優に出会うチャンスがあるかもしれない!?
撮影ラッシュ時は同じ撮影ポイントにドラマ撮影予定がいくつも入ることがあり、ドラマを撮影しているそばで別のドラマの撮影クルーが待機していることもよくあることだという。そのためか、待ち時間や休憩時間には、頭に時代劇のカツラをつけ、Tシャツ短パン姿でフードデリバリーを受け取るエキストラを見かける。タイミングが合えば撮影の舞台裏を垣間見ることができるところも魅力の一つだ。
この清明上河図エリアでのおすすめは、宋代を再現した街並みに映える時代劇衣装を着て見物すること。童心に返り、当時の人物になりきって楽しむ中高年の観光客の姿も多い。中にはプロのカメラマンを同行して撮影している観光客もおり、映え写真の撮影に並々ならぬ気合を感じる。
時代劇に出てくる古めかしい家や食事処、茶屋が立ち並び、どのアングルで撮ってもその時代にタイムスリップしたかのような写真が撮影できるので、ウエディングフォト撮影をしているカップルの姿もあった。
正門近くにはレンタル衣装店が多く、手軽に利用できるので、旅の記念の1枚が撮れそうだ。レンタル料金は1日借りて200元(約4000円)からで、衣装の素材やアクセサリー、シーズンによって料金が異なるため、最初に確認することが必要だ。
このほか、1日に何度か数カ所でショーやイベントがあるので、エリア入口で当日のショーやイベントの時間をチェックしてみよう。オフシーズンは休演することもあるので要注意。子ども向けのアトラクションもあり、家族連れにも好評だ。なお、横店影視城は「2023年 中国のゴールデンウイークに人気の高い観光スポット10」で7位に入っている。(提供/フライメディア)
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