人民網日本語版 2023年6月28日(水) 10時30分
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22日から24日までが3連休となった中国。旅行人気は高止まりし、「ここ5年で最も盛り上がった」端午節の連休となった。写真は北京の天安門広場。
端午節(端午の節句、今年は6月22日)に合わせて、今月22日から24日までが3連休となった中国。「史上最も盛り上がった」メーデー5連休に比べると、短い連休となったものの、旅行人気は高止まりし、こちらもまた「ここ5年で最も盛り上がった」端午節の連休となった。第一財経が伝えた。
複数のプラットフォームや航空会社を取材したところ、多くのプラットフォームで、3連休中の飛行機チケットや列車チケットの予約数が新型コロナ発生前の2019年同期を上回ったことが分かった。また、航空会社の運航数も2019年を上回っていた。
飛行機チケットの予約状況において、中国の航空便の運航情報をまとめたアプリ「航旅縦横」の統計によると、3連休中最も人気となった中国国内の都市トップ10は、北京、上海、成都、広州、西安、深セン、昆明、重慶、杭州、ウルムチだった。人気となった海外旅行先トップ10は、香港特別行政区、ソウル、バンコク、シンガポール、マカオ特別行政区、東京、大阪、台北、ロンドン、プーケットだった。
6月以来、中国国内線で新疆ウイグル自治区に向かう旅客が前月同期比約17%増となり、延べ100万人を超えたことは注目に値する。
また、山東省淄博市の串焼きバーベキューの人気も高止まりしている。3連休中、旅行サイト・携程網の淄博を目的地とした高速列車チケットの予約は前年同期比560%増となった。
旅行サイト・同程旅行を見ると、3連休中の飛行機チケットやホテル、観光地入場券のデータが2019年同期を上回った。うち、珠江デルタや長江デルタから、成渝エリア(四川省成都市と重慶市)を往復する国内線が最も人気だった。
中国大学統一入学試験(通称「高考」)の受験生が先陣を切って旅行に出かけて戻ってきているのに続いて、小中高校生も夏休みモードに入り始めており、23日の時点で、旅行サイト・去哪児の夏休み期間中の飛行機チケット予約数が目に見えて増加し始めており、前週比で2.2倍増となっている。
夏休み期間中に飛行機で向かう人気旅行先を見ると、長距離旅行が依然として多くのユーザーの第一の選択肢となっている。長距離旅行の人気旅行先トップ10は北京、上海、成都、昆明、烏魯木斉、広州、西安、深セン、重慶、海口となっている。
航空情報アプリ「航班管家」が発表している「2023年民用航空暑運(夏休みの帰省・旅行に伴う鉄道輸送体制)計画・予測報告」によると、暑運期間中のフライト数は101万2000便と、2019年同期とほぼ横ばいとなっている。ただ、国際線は2019年同期比で51.2%減となっている。一方、国際線は2019年同期比10.6%増となっている。
国際線を見ると、暑運期間中、運航再開率が最も高くなっている主な国・地域はベトナム、シンガポール、韓国などで、再開率はそれぞれ74.3%、64.1%、62.2%となっている。米国の再開率は9.2%にとどまっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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