「中国の出生率は日本より低い、経済終わった」の投稿に中国ネット「逃げ出したい」「日本だって…」

Record China    2023年6月29日(木) 7時0分

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中国の出生率が実は日本よりも低かったとの投稿が、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で大きな反響を呼んでいる。写真は乳児の世話をするメイドの研修。

中国の出生率が実は日本よりも低かったとの投稿が、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で大きな反響を呼んでいる。

微博で100万超のフォロワーを持つブロガーが26日、中国のデータプラットフォーム・勾股大数据のデータとして、1990~2022年の日本と中国の出生率を比較したグラフを掲載。2020年まで中国の方が高い状況で推移していたが21年には逆転し、22年には日本の出生率1.26に対し、中国は1.07になっていることが示されている。

投稿したブロガーは「中国の出生率は断崖式に下落し、すでに日本よりも低くなっている。恐ろしすぎる。人口ボーナスは完全になくなった。経済は終わった…」と悲観的な見方をつづっている。

これについて、他のユーザーからは「逃げ出したい。すっごく」「人がいなくなればすべては終わる」「住宅価格が下がらない限り出生率は上がらない」「貧乏人が子どもを産まなくなれば中産階級が産み、中産階級の次は富裕層、富裕層の次は特権階級。子どもは搾取され続ける」「既得権益者は永遠に庶民の苦しさが分からないだろう」「経済はすでに終わってる。みんな抖音(Douyin。中国版TikTok)のやりすぎで気付いてないだけ」といった声が上がった。

一方で、「日本だってこんなに低い状況が長年続いているのに終わっていない。何を怖がっているのか」「人口規模が大きいから人が一気にいなくなることはない。杞憂だよ」「14億人もいる国が毎日のように絶滅を心配。どうかしてる」との声や、「(減るのは)いいことだ。中国は人口が多すぎる」「人が減れば銀行の列も短くなるし、観光地の混雑も緩和されるし、病院でも早く見てもらえるし、仕事も探しやすくなる」との声も寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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