韓国で日本産ビールのシェアが急成長、中国産・オランダ産が危機感=韓国ネット「イエスジャパン」

Record Korea    2023年6月29日(木) 17時0分

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29日、韓国・アイニュース24は「輸入ビール市場で日本産ビールの成長が勢いを増している」と伝えた。写真は韓国のビール売り場。

2023年6月29日、韓国・アイニュース24は「輸入ビール市場で日本産ビールの成長が勢いを増している」と伝えた。

記事によると、韓国で日本産ビールの販売数が今年に入り急激に伸びている。1~5月の輸入額は148億ウォン(約16億2558万円)で、すでに昨年全体の80%に達したという。

記事は「今年に入りよく多くの人が日本産ビールを購入しているが、販売増加が本格化したのは昨年からだ」とし、「昨年の韓国のビール輸入額は2540億ウォンで前年比12.5%減少したが、日本産ビールの輸入額は約188億ウォンで前年比2倍以上増加。中国、オランダに次ぐ3位の市場シェアを記録した」と説明している。

韓国で日本産ビールは18年まで圧倒的シェア1位を記録していたが、19年に大々的な日本製品不買運動により販売が急減し、中国産とオランダ産ビールに抜かれ3位に転落。その後も不買運動の激化によりシェアはさらに縮小していた。

中国とオランダのビールメーカーは最近の日本産ビールの販売増加に危機感を抱き、対応を急いでいるという。中国を代表するビール・チンタオは消費者との接点を増やすためマーケティング活動にまい進している。中国産ビールの輸入額は19年に565億ウォンで最高を記録したが、昨年は474億ウォンにとどまった。

オランダを代表するハイネケンも、消費者が試飲できる機会を増やすためシェアオフィスや大学などと提携してイベントを行っている。オランダ産ビールの輸入額も昨年は436億ウォンで前年比130億ウォン減少したという。

これに韓国のネットユーザーからは「日本のビールがおいしいのは事実」「イエスジャパン。日本旅行にも行くし日本の製品も買う」「子どもたちは日本が好きだし、韓国が好きな日本の子どもも多い。日本製品不買運動は無駄な努力だった」「自由貿易時代に不買運動なんてナンセンス。製品競争力で勝負しないと。愛国心に訴えかけたところで発展できないよ」「日本産ビールを買うのは韓国産ビールがおいしくないから。なぜ韓国は競争力のあるビールを造れないのか」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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