劇場版「名探偵コナン」シリーズの最新作「黒鉄の魚影（くろがねのサブマリン）」が中国で上映されると報じられ、ファンからさまざまな声が上がっている。（※本記事は一部ネタバレがあります）

中国メディアの游侠網などが27日に伝えたところによると、中国の仲介業者・上海新創華文化発展有限公司が開催した「新創華ブランド大会」にて、同作が今年第4四半期に中国本土で公開されることが発表された。

中国のネットユーザー、特に灰原哀推しのファンからは「哀ちゃんが見たい！」「スクリーンで見るのが楽しみで」「灰原哀が主役の劇場版、見逃せない」「130億（日本での興行収入）の女、灰原哀の映画だ。評価が高いらしいし、楽しみで仕方がない」といった声が上がった。

一方で、同作では江戸川コナンと灰原が“人工呼吸”で唇を重ねるシーンがあることをめぐって、工藤新一（＝コナン）×毛利蘭カップルを推す「新蘭（コ蘭）」派とコナン×灰原カップルを推す「コ哀」派が激しいバトルを繰り広げていることから、「今作だけは見ない」という声や「コナンファンは映画館で殴り合いのケンカを始めるんじゃないか」と懸念する声も少なくなかった。

同作は劇場版シリーズ第26作目で、日本では今年4月14日に公開された。興行収入は130億円、観客動員数は920万人を突破するなど大ヒットを記録している。（翻訳・編集/北田）