「日本への美しい幻想が…」台湾人女性の投稿がSNSで話題=台湾ネット「とても驚き」「彼らはあなたを…」

Record China    2023年7月1日(土) 22時0分

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30日、台湾メディア・中時新聞網に、日本旅行をした台湾人女性が現地で差別的な扱いを受けたというエピソードをネット上でシェアしたと報じた。

2023年6月30日、台湾メディア・中時新聞網は、日本旅行をした台湾人女性が現地で差別的な扱いを受けたというエピソードをネット上でシェアしたと報じた。

記事によると、台湾の若者向けSNS、Dcardでこのほど、初めての日本旅行に出掛けたという女性が日本で遭遇した差別的な出来事を書き込み「美しい幻想が壊れていった」と嘆いた。

書き込みによると、女性は電車で渋谷にあるSHIBUYA SKYに行こうとした。正しく電車に乗って無事目的地の駅まで着いたものの、なぜか駅の改札で引っかかってしまった。翻訳機を使って別の外国人客をてきぱきと手助けしていた駅員に声をかけてみると、駅員はなぜか日本語を通そうとし、相手の言っていることが分からないので翻訳機を使ってみたものの、それでも会話が通じない。すると駅員が徐々にイライラし始め、しまいには自動改札機をバンバンとたたきだして周囲からジロジロ見られてしまった。駅員の態度にショックを覚えてSHIBUYA SKYに行くことを諦め、タクシーでホテルまで戻ったという。

また、その日の夕方に友人と約束して日本料理店に行った時のこと。友人が仕事で遅れるというので、先に店に入って注文を済ませた。ところがその後いつまでたっても注文の品どころかお冷やさえ持ってきてくれない。耐えかねて店員に「いつ持ってきてくれるのか」と聞くと、店員同士でその様子を笑いながらまねし始めた。涙をこらえきれなくなった時、ちょうど友人が到着。友人は女性の様子を見てけげんに思ったものの、女性は曖昧にごまかして自身が遭遇したことを友人には話さず。友人が日本語を話せると知るやいなや、店員は態度を変えてすぐにお冷やとおしぼり、そして注文品を持ってきた、とのこと。

この女性は、日本で遭遇したあまりの非礼ぶりに憤慨し、楽しみにしていた秋葉原に行くのを止めて台湾に帰ってしまったという。

記事は、この女性の書き込みに対して他のネットユーザーから「どうして友人に本当のことを言わなかったのか」「とても驚きだ。何度も日本を旅したことがあり、全然日本語ができないけれどジェスチャーや簡単な英語で万事スムーズに進んだ。運悪く非友好的な人物に続けて遭遇してしまったみたいだね」「彼らはあなたを中国本土の人だと思ったんだよ。以上」「リュックサックに台湾の旗を付けていたら、彼らの態度は全然違ったはずだ」といったコメントが書き込まれたことを紹介した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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