2023年6月30日、韓国・中央日報は「チャイコフスキー国際コンクールで韓国人がバイオリン、チェロ、声楽部門で1位を獲得した」と伝えた。韓国人が器楽部門で1位になったのは今回が初めてだという。

世界三大音楽コンクールの一つとされるロシアのチャイコフスキー国際コンクールは30日にウェブサイトで最終結果が発表された。バイオリン部門でキム・ゲヒ、チェロ部門でイ・ヨンウン、声楽（男性）部門でソン・ジフンが1位に輝いた。

また、声楽（男性）部門ではチョン・インホが合同2位に選ばれた。チェロ部門ではパク・サンヒョクが3位、イ・ドンヨルが5位。木管部門ではフルートのキム・イェソンが合同3位、ピアノ部門ではイェ・スアが4位に入ったという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「本当にすばらしい。誇りに思います！」「韓国勢が制したね。秘けつは何だろう」「ピアノ以外、韓国が独占」「文化大国、韓国」「今の状況でロシアでコンクールを開催することもすごいけど、そこに出場して1位まで取っちゃうのもかなりすごいな」「世界最高の人材たちだ。おめでとう！」「努力と苦労を重ねてきたんだろうね。おめでとう」などの喜びの声が寄せられている。

一方で、「ウクライナ侵攻のせいで出場者が少なかったんじゃない？」「欧州は今ロシアと仲が悪いから、出場者が減ったんだよ」「授賞はプーチンがするんだよね」といったコメントも見られた

（翻訳・編集/麻江）