中国国営中央テレビ（CCTV）の財経チャンネルによると、猛暑が続き日焼け防止用品に関心が高まる中、「つば付きフェイス＆ネックカバー」がヒットしているという。

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世界最大級の小物商品の集散地として知られる浙江省義烏の卸売市場では30万個近く売り上げた店舗もあるという。

記事はこのつば付きフェイス＆ネックカバーについて、中国のビーチですっかり夏の風物詩となった日焼け防止用の覆面「フェイスキニ」のアップグレード版と紹介している。

フェイスキニとは顔の「フェイス」と「ビキニ」を組み合わせた造語で、伸縮性のある素材で作られたプロレスラーの覆面のようなもの。太陽の紫外線から繊細な皮膚を保護する目的で2004年に山東省の青島で考案された。さらにクラゲの刺し傷や海藻から身を守るのにも役立つとして、全身をすっぽり覆うタイプの水着がビーチで流行した。（翻訳・編集/柳川）