Record China 2023年7月3日(月) 21時0分
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台湾メディアの東森新聞は2日、日本で行われた野球のリーグで台湾代表のチームが優勝したにもかかわらず失格になったことについて、チームが大会側に抗議していると報じた。資料写真。
台湾メディアの東森新聞は2日、日本で行われた野球のリーグで台湾代表のチームが優勝したにもかかわらず失格になったことについて、チームが大会側に抗議していると報じた。
記事によると、福島県楢葉町で6月26~30日に開催されたポニーリーグのアジアパシフィックゾーン・チャンピオンシップ(U-14)で、台湾代表の桃園チームは日本のチームを7-1で下してワールドシリーズへの出場資格を獲得したかに思われたが、その後、規定違反により失格となったという。
記事は、日本チームと桃園チームの試合について「2回の日本の攻撃時、挟殺プレーになり、台湾の一塁手がボールを補給してランナーにタッチしたもののセーフと判定された」とし、「監督や選手が目を疑っただけでなく、観戦していた保護者や観衆も問題があると感じた」と説明。チーム関係者から「ボールは一塁手に渡っており、(一塁手の)グラブは明らかにランナーにタッチしていたがそれでもセーフと判定された」との声が上がったことを伝えた。
さらに、「この試合がとんでもないと思わされたのはこのことだけではなかった」とし、桃園チームが勝利した後に試合で使用したバットが規定と合致しないという理由で資格を取り消されたと紹介。チームの江奎寛総監督は「日本側が確認してOKのラベルも貼られている。その前の数試合で使用したが問題はなかった。もちろん審判も問題ないと言っていたので、われわれは使い続けた」と主張している。桃園チームは米国の大会本部に申し立てを行っているという。
東森新聞の記事は一方で「良い知らせもある」とし、韓国華城(ファソン)市で先月行われたリトルリーグ・アジア太平洋選手権で優勝した韓国のチームに編成上の違反があったとして、台湾の亀山が繰り上げでワールドシリーズに進出することになったと説明。その上で、ポニーリーグの件についても「早く台湾に公平さを返してくれることを願う」と結んだ。(翻訳・編集/北田)
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