外国人観光客も「もう来ない」、ソウルの繁華街・明洞の近況に韓国ネットから怒りの声

Record Korea    2023年7月5日(水) 15時0分

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4日、韓国・国民日報は「最近ソウルの繁華街、明洞の屋台で売られている食べ物の値段がとんでもなく上がっているという指摘が相次いでいる」と伝えた。

2023年7月4日、韓国・国民日報は「最近ソウルの繁華街、明洞の屋台で売られている食べ物の値段がとんでもなく上がっているという指摘が相次いでいる」と伝えた。観光客にも人気の繁華街だった明洞は、コロナ禍で訪れる人が減り苦境に陥ったものの、最近は再び活気を取り戻している。しかし、屋台の「ぼったくり」がかえって観光客を遠ざけているとの批判も出ているという。

業界などによると、明洞の屋台の値段は店舗ごとに多少の違いがあるが、一部店舗では焼きギョーザが3個5000ウォン(約550円)、鯛焼きが4個5000ウォン、焼き鳥が1本5000ウォン、イカ焼きが1人前1万2000ウォン、トルネードポテトが1本5000ウォンなどとなっている。高速道路のSAでの販売価格に比べ2000ウォンほど高く、明洞に近い南大門市場では焼きギョーザが6個5000ウォンで販売されているという。記事は「物価高を考慮しても、一般の屋台よりも(明洞の屋台は)高額だ」と指摘している。

韓国人だけでなく外国人観光客も明洞の物価は高いと感じており、あるフランス人観光客は「他の場所ならもっと安く買える」と話した。一部の観光客からは「韓国にまた来ることがあっても、明洞には行きたくない」との声も上がっている。YouTubeなどでも明洞に対する外国人の否定的な意見が共有されているという。

明洞の屋台は役所から道路占用の許可を得て運営されている。道路占用料は屋台の位置により異なるが、年間100万~150万ウォンほどだという。そこにコロナ禍以降の物価高を考慮すると「値上がりはやむなし」というのが、屋台側の主張だと記事は伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「月に150万じゃなくて、年間で150万?」「ものすごい特恵じゃないか」「屋台をやってるのは貧しい人だという認識があるんだろうが、営業が終わればベンツに乗って、高額家賃の自宅に帰っていくんだよ」「税務調査を厳しく行うべき」「物価が上がったんだから、当然、占用料も上げるべきだよね?」「あの地価の高い場所で、年間100万~150万で商売してるだって?。家賃を払って店舗を借りて商売してる人たちをばかにしてるのか」「屋台をなくして、周辺の店の活性化を図るべきだ」など、怒りの声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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