訪日外国人客の心はもはや東京・大阪にあらず―華字メディア

Record China    2023年7月9日(日) 6時30分

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華字メディアの日本華僑報網は6日、訪日外国人客の心はもはや東京や大阪にはないとの記事を掲載した。

華字メディアの日本華僑報網は6日、訪日外国人客の心はもはや東京や大阪にはないとの記事を掲載した。

記事は、5月の訪日外国人客は約190万人にまで回復したと説明。「円安は外国人観光客を喜ばせており、多くの海外の人々はすでに日本旅行に行きたいという気持ちを抑えきれなくなっている」と述べた。

そして、「高級品店がひしめく東京や大阪は現在、外国人観光客でごった返している。彼らの目的は同じで、それは円安に乗じた爆買いだ」と指摘。一方で、「外国人観光客の人気は東京などの大都市だけにとどまっているわけではない」とし、日本のニッチな観光地に注目が注がれているとした。

中山道の宿場町

記事はその例として、「日本の歴史を感じることができる」との理由から外国人に人気の中山道の宿場町、独特の街並みや外国人観光客に親切なことでリピーター客を集める兵庫県の城崎温泉、雲海が発生しやすい奈良県の“過疎の村”野迫川村を挙げ、それぞれ独自の魅力で外国人観光客を引き付けていると紹介した。

兵庫県の城崎温泉

その上で、「日本の国土面積は大きくないが、たくさんの小さくて美しい観光地が隠れている。外国人観光客の復活はこうした小さな観光地の知名度上昇や現地住民の収入増に貢献するほか、文化輸出にもつながる」とし、「2030年までに外国人観光客6000万人を目指すという日本政府の目標は、本当に達成のチャンスがあるかもしれない」と結んだ。(翻訳・編集/北田

野迫川村

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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