71対10!6月の新規造船受注、中国は引き続き韓国を上回り、差はさらに拡大―中国メディア

Record China    2023年7月10日(月) 8時0分

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中国メディアの観察者網は8日、「71対10!中国の6月の新規造船受注は引き続き韓国を上回り、その差はさらに拡大」とする記事を掲載した。写真は中国の江南造船所。

中国メディアの観察者網は8日、「71対10!中国の6月の新規造船受注は引き続き韓国を上回り、その差はさらに拡大」とする記事を掲載した。

韓国メディアの報道を引用して伝えたもので、英調査会社のクラークソン・リサーチによると、6月の世界全体の新規造船発注量は前年同月比49%減の276万CGT(標準貨物船換算トン数、95隻)だった。うち、中国が71隻・220万CGT(80%)を受注して1位となり、韓国が10隻・38万CGT(14%)で続いた。

5月は、韓国が17隻・51万CGT(25%)を受注したのに対し、中国は52隻・141万CGT(68%)だった。

中国と韓国の新規受注比率は、5月の約7:3から6月は8:1に拡大し、韓国の造船業界に「赤信号が灯った」。

今年上半期の累計受注実績は、中国が428隻・1043万CGT(59%)で最も多く、韓国は114隻・516万CGT(29%)だった。

両国の差がさらに拡大した一因として、韓国メディアは、中国の造船会社が今年3月以降に受注を増やしたこと、韓国の造船会社は十分な受注残を抱え、液化天然ガス(LNG)船や液化石油ガス(LPG)船などの競争力を維持し、高付加価値船の「選択受注」に転じたい考えで、低価格の注文の多くが中国に流れたことなどを挙げているという。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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