宮城県仙台市が中国版ツイッター・微博（ウェイボー）公式アカウントで行った七夕キャンペーンに、フィギュアスケーターの羽生結弦さん関連の願い事が殺到している。

同市の微博公式アカウントは10日、「七夕はもともと中国の伝統行事で、奈良時代に日本に伝わった。伊達政宗が京都から仙台に持ち帰り、今では仙台を代表する祭りの一つとなっている」と説明。「七夕の日には折り紙で短冊を作り、願い事を書く。日本では通常7月7日に行われるが、仙台では旧暦（8月6～8日）に行われる」と紹介した。

その上で、七夕に合わせた抽選会を用意していると説明。七夕の願い事を友達3人にメンションしてリツイートすると、抽選で7人の願い事が公式アカウント上でシェアされるほか、観光ガイドブック「仙台巡り」とクリアファイルやレターセットなどのプチギフトが当たるという。なお、受付期間は7月10日～16日。

仙台市は羽生さんの故郷として知られ、同アカウントをフォローしているユーザーの多くが羽生さんのファンとみられる。そのため、この投稿には「羽生選手が健康で、万事順調に行きますように！」「羽生選手のすべての夢が実現しますように！」「ユヅがプロとして健康で幸せにいられますように」「ユヅが健康で毎日楽しく過ごせますように」「結弦が永遠に幸せでいられますように」「ユヅに初めて会えますように」「ユヅのアイスショーのチケットが当たりますように」など、羽生さん関連の願い事が殺到した。

また、「金持ちになりたい」「私は必ず幸せになって、ずっとずっと楽しく過ごしたい」「試験に合格しますように」「一家みんな健康で過ごせますように」など、自分や家族の願い事をつづるユーザーも散見された。（翻訳・編集/北田）