「キム・ヨナは金メダルを取り戻せるか」と韓国メディア、ソトニコワドーピング疑惑で韓国が再調査要求へ

Record Korea    2023年7月12日(水) 17時0分

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11日、韓国メディアは「ソチ五輪フィギュアスケート女子金メダリストのソトニコワのドーピング疑惑に関し、大韓体育会が国際オリンピック委員会に再調査を要求する」と伝えた。写真はキム・ヨナのイラスト。

2023年7月11日、韓国メディア・韓国経済は「キム・ヨナは金メダルを取り戻せるか」と題し、「14年ソチ冬季五輪フィギュアスケート女子シングル金メダリストのアデリナ・ソトニコワのドーピング疑惑に関し、大韓体育会が国際オリンピック委員会(IOC)に再調査を要求することを決めた」と伝えた。

記事によると、大韓体育会関係者は「ソトニコワは14年の1次検査で陽性、2次検査で陰性だったと本人の口から話した」とし、「これは非常にまれなケースで、再調査が必要とみられる。ドーピング検査の技術は向上しているため、当時は確実に摘発できなかったことが確認できると期待している」と話した。

記事は「ソトニコワはソチ冬季五輪フィギュアスケート女子シングルで『不公正判定』論争の末にキム・ヨナを抑えて金メダルを獲得した。大会後には判定論争に加え、ドーピング論争も巻き起こった。16年にIOCがロシアの組織的薬物投与の実態を調査した際に尿サンプルが損傷されていたことが分かり、ドーピング疑惑が持ち上がった」と説明している。当時ソトニコワは懲戒処分を受けなかったが、最近あるYou Tubeに出演し「14年のドーピング検査で陽性だった」「私はもう一度ドーピング検査を受けることになり、2回目のサンプルでは問題が発見されなかったため懲戒処分を受けなかった」と明かしたことで論争が再熱したという。

記事は「IOCが再調査し関連の問題が確認された場合、ソトニコワの金メダルは剥奪され、キム・ヨナに金メダルが授与されるとみられる」と伝えている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「どうか金メダルを取り返せますように」「ソトニコワは尿サンプルが10年保管されることを知らなかったようだ(笑)」「ドーピングの問題ではなく、演技自体どう見てもヨナが金メダルだった」「金メダルは最初からヨナのものだよ」「ソトニコワの金メダルはドーピングではなく犯罪級の不公正判定により得たものという事実がかき消されてしまってはならない」「こんなことヨナは全く関心ないだろうね」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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