東京五輪のメダルが2年で「鉄くず」に、中国人選手が訴え=「中国のメダルの方が質が良い」とも

Record China    2023年7月18日(火) 11時0分

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2021年に開催された東京五輪で銀メダルを獲得した中国選手が「2年を経てメダルが鉄くずになってしまった」と報告し、反響を呼んでいる。

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2021年に開催された東京五輪で銀メダルを獲得した中国人選手が「2年を経てメダルが鉄くずになってしまった」と報告し、反響を呼んでいる。中国メディアの快科技などが伝えた。

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東京五輪カヌースプリント男子カナディアンペアで銀メダルを獲得した鄭鵬飛(ジョン・ポンフェイ)は17日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で「2年ほど家に置いておいた五輪のメダルを今日出してみたらこんな感じで、鉄くずになっていた」とし、コーティングがところどころはがれて変色したようなメダルの写真を投稿した。

鄭は「このメダルが廃棄物から作られたということを、時間が証明した。(中国)国内のどんな大会のメダルもこれよりは質が良い。こんなの誰が欲しいのだろう?」とし、「あるいは私の保管方法が不適切だったのかもしれない。事実を論じたまでで、誰かを狙った発言ではない。私の家でメダルが酸化するというのは数少ない現象だった」とつづっている。


中国のネットユーザーからは「これが(日本の)匠(たくみ)の精神か」「鉄のメダルをもらったんじゃないの?」「金メダルは剥がれ、銀メダルは酸化…」「経費削減で、日本国民にとっては良いことなんだろうけどね」「銀の含有量が少なければ起こりうる現象」「逆に珍しいから取っておいた方がいい」「メダルは色あせても、栄誉が色あせることはないよ」などの声が上がった。

東京五輪ではおよそ5000個の金・銀・銅メダルを全国から集めた電子廃棄物をリサイクルして製造したことが大きな話題となった。また、メダルをめぐっては大会後に中国やタイなど海外選手から「剥がれた」との訴えが相次いだが、大会組織委員会は「剥がれたのは保護するためのコーティングであり、メダル自体の品質に影響はない」と説明していた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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