訪日旅行で不便なことトップ10、「出発前に下調べを」と香港メディア

Record China    2023年7月23日(日) 8時0分

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香港メディアの香港01は20日、「旅行客が選んだ最も不便なことトップ10」と掲げ、訪日旅行情報サイトが発表したインターネット調査の結果を紹介した。写真は外国人訪日客。

香港メディアの香港01は20日、「旅行客が選んだ最も不便なことトップ10」と掲げ、訪日旅行情報サイトが発表したインターネット調査の結果を紹介した。

この調査は訪日外国人向け旅行情報サイト「GOOD LUCK TRIP(好運日本行)」が5月に実施したもので、回答者は海外在住の891人。発表によると、訪日中に最も不便に思うことの1位は「Wi-Fi環境」で、2位から10位は「施設等のスタッフとのコミュニケーションがとれない」「多言語表示の少なさ・分かりにくさ」「公共交通の利用」「ごみ箱の少なさ」「その他決済手段」「クレジット/デビットカードの利用」「喫煙できる場所の少なさ・分かりにくさ」「両替」「鉄道の割引切符」の順となった。

記事は、「日本は香港人が愛する観光の聖地」「あなたが日本を旅した時にこういう面倒くさいことはなかった?」とした上でそれぞれの項目を紹介しており、例えば10位の鉄道切符については「とても分かりづらい」「割引切符の種類はとても多く、旅の予定を組むにはかなりの下調べが必要だ」などと指摘している。

また、6位と7位の決済方法に関しては現金対応のみのお店があることに言及した上で、「日本に行くなら十分な現金を用意しておくことが必要」と説明。公共交通と多言語表示については、「日本の公共交通網は便利だが、『すごく複雑だ』という人は少なくない。これは出発前に時間を費やして路線や切符の購入、乗り換え方法を研究する必要があることを意味している」「一部観光地の看板などには日本語の表示しかない。中国語や英語の表示がなければ、日本語が分からない人はぼう然としてしまうだろう」と伝え、最後は「訪日旅行で面倒なことに遭遇するかもしれないが、それでも香港人の訪日旅行愛をさえぎることはできない。出発前に下調べをしっかり行えば、リラックスできる旅になる」と締めくくった。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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