体育館の天井が崩落、10人死亡=屋根に積んだ建材が原因か―黒竜江省チチハル市

Record China    2023年7月24日(月) 10時0分

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中国・黒竜江省チチハル市の中学校の体育館で天井が崩落する事故があり、10人が死亡した。

中国・黒竜江省チチハル市の中学校の体育館で天井が崩落する事故があり、10人が死亡した。国営の新華社が伝えた。

23日午後3時ごろ、チチハル市第34中学校の体育館で天井が崩落する事故があった。事故当時、体育館には19人がいて、そのうち4人は自力で脱出、15人が閉じ込められた。24日午前5時30の時点で15人のうち10人の死亡が確認され、4人は命に別状はない。残る1人は依然として閉じ込められた状態だという。


報道によると、体育館に隣接する学校の建物の工事中に、施工会社が規則に反して建材のパーライトを体育館の屋根に積んでいた。降雨によって重さが増したことで屋根にかかる重さが増加して崩落が起きたという。施工会社の責任者はすでに公安に身柄を拘束されており、詳しい状況については現在も調査中とのこと。


事故当時、現場ではバレーボールの練習が行われていたとの情報もあり、ネット上では「なんてことだ」「(犠牲になったのは)みんな子どもたちじゃないか」「どうか安らかに」「屋根に建材を積んでおくなんて」「これは“おから工事”ではなく、施工会社の不手際による事故」「責任を徹底的に追及せよ」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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