バレーボール男子日本代表が主要な国際大会で46年ぶりのメダルを獲得したことに関連し、中国メディアの解放日報は25日、「背の低い」バレー男子日本代表はなぜ新たな歴史を刻むことができたのかとする記事を配信した。

日本メディアによると、バレーのネーションズリーグ（NL）は23日、ポーランドのグダニスクで男子3位決定戦が行われ、日本は昨年の世界選手権を制したイタリアに3−2で競り勝った。日本男子が主要な国際大会で表彰台に立つのは1977年ワールドカップ（W杯）の2位以来、46年ぶり。

記事は「日本男子が再び崛起（くっき）したのに比べ、中国男子が最下位でNLを終えたのは残念だ」とした上で、「日本男子は高さで劣るものの、彼らのサーブはアジア選手の攻撃性も世界レベルに到達できることを証明した。さらに日本男子は守備力も高く、サーブを受けてから最初の攻撃という生命線を守り、反撃の機会をつくった」とした。

また、イタリアで活躍中の石川祐希、高橋藍に代表される「走出去（海外進出）」とVリーグへの外国人選手や代表へのフランスの名将フィリップ・ブラン監督の「請進来（国内誘致）」などにも言及。「多管斉下（ある物事を達成するためにさまざまな手を打つこと）」や「水到渠成（水が来れば溝ができるように、条件が整えば事は自然に成就すること）」という成語を引用し「中国男子も日本男子のように努力して世界の先頭集団に追いつかなければならない」とした。（翻訳・編集/柳川）