韓国の4~6月期成長率は0.6%、経済の”頼みの綱”民間消費まで減少=ネットに不安の声

Record Korea    2023年7月25日(火) 14時0分

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25日、韓国・SBS Bizによると、輸出より輸入が大幅に減少したことで、2四半期連続で韓国の経済成長率がプラスを記録した。写真は韓国。

2023年7月25日、韓国・SBS Bizは「輸出より輸入が大幅に減少したことで、韓国の経済成長率が2四半期連続でプラスを記録した」と伝えた。

韓国銀行は同日、今年4~6月期の実質国内総生産(GDP)成長率が0.6%だったと発表した。昨年10~12月期の成長率(マイナス0.3%)は輸出急減によりマイナスに転じ、今年1~3月期(0.3%)は民間消費が伸びてプラスを記録していた。

記事は「実質GDPはざっくり見ると民間消費・政府消費・投資・純輸出(輸出-輸入)の合計で、消費と投資は減少したが、純輸出で輸出より輸入の減少幅が大きかったためプラス成長を記録した」と説明している。

部門別に見ると、韓国経済の“頼みの綱”である民間消費が食事・宿泊などのサービスを中心に0.1%減少した。建設投資や設備投資もそれぞれ、土木建設と運送装備の不振により0.3%、0.2%ずつ萎縮した。

一方、今年4~6月期の実質国内総所得(GDI)は増減なく1~3月期と同じ水準を維持した。記事は「実質GDPの増加(0.6%)にもかかわらず貿易条件が悪化したためだ」と説明している。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は経済、民生、外交、国防の全ての面で無能」「0.6%だって操作された数字の可能性がある」「コロナ禍以降、物価上昇と収入減少により外食や旅行、レジャーを控えている」「最近はコロナ禍よりはるかに景気が良くない」「夏休みシーズンに国内内需を復活させなければならないのに、現実は観光地のぼったくり価格のためみんな海外旅行に行っている」など不安の声が多数上がっている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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