台湾人が日本旅行で一番節約するところ―台湾メディア

Record China    2023年7月27日(木) 8時0分

拡大

日本を訪れた台湾人観光客の支出の内訳で台湾人の「節約ポイント」が明らかになった。資料写真。

日本を訪れた台湾人観光客の支出の内訳で台湾人の「節約ポイント」が明らかになった。台湾メディアのミラーメディアが26日付で伝えた。

国土交通省観光庁がこのほど発表した今年4~6月の訪日外国人消費動向調査に関するデータで、台湾人の消費額(総額)が1739億円で全体の1位となった。以下、米国人(1733億円)、中国人(1515億円)、韓国人(1429億円)、香港人(916億円)が続いた。

記事によると、旅行ブロガーの研究生・日本大特搜さんはこのデータを詳細に読み解き、それぞれの国によって消費傾向に違いがあると指摘。「韓国人は飲食にかける金額がやや高く、米国人は逆にやや少ない。娯楽・サービスにかける金額は韓国が最高で、台湾は平均より若干高い。買い物にかける金額は中国人が最も高く、台湾人は2番目」と紹介した。

また、「最も驚いたこと」として台湾人の1泊当たりにかける宿泊費の平均が約7800円とトップレベルに安かったことを挙げ、「(台湾人の)コストパフォーマンスが高いホテルを探す能力の高さは世界一だ」と感嘆。台湾には日本旅行の情報がたくさんあること、日本旅行が親しまれているため安くて良いホテルを探すことに長けていることなどがその理由ではないかと推察した。

一方で、旅行会社に勤める林(リン)さんは「東京や大阪などの大都市のほか、地方都市に行く人も多い。こうしたところではレンタカーを借りる人も多く、比較的(駅などから)遠い場所に泊まることになり、結果として宿泊費が安くなるのでは」との見方を示した。

台湾のネットユーザーからは、「清潔で、駅から近くて、安全ならどこでもいい」「旅行で一番楽しいのは深夜までネットで安い部屋を探すことじゃないか」「宿泊場所にあれこれ注文を付ける必要はない。清潔で交通の便が良ければいい。どっちにしろ朝早く出て行って夜に帰ってくるんだから」といった声が上がる一方で、「私は日本でちょっと良いホテルに泊まるのが好き。豪華とは言わないまでも1泊6000台湾ドル(約2万7000円)くらいの所なら台湾の星付きホテルより良い」との声も上がっていたという。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携