2014年7月26日、中国の大手ポータルサイト・百度の掲示板に、「日本が先進国じゃなかったら、日本を好きになっていたか？」と題するスレッドが立った。

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スレッドを立てたネットユーザーは、「欧米が好きな人が多いのは、そこが先進国だから。アフリカ諸国が好きな人が少ないのは、そこが後進国だから。フランス語、ドイツ語、英語を学ぶ人が多いのは先進国の言語だから。ミャンマー語やベンガル語を学ぶ人が少ないのは、後進国の言語だから。日本がもし先進国じゃなければ、どれだけの人が日本を好きになり、日本語を学び、日本の歌を聞き、日本アニメを見、日本に行きたいと思うだろうか」と問いかけている。

このスレッドには、以下のようなコメントが寄せられている。

「難しいね」

「発展していない日本なんてインドと同じ。単なる頭の固い民族」

「99％が先進国だから好きになったのだろう。米国や英国、ドイツ、フランスを好きになるのと同じだ。だけど、私は99％の方ではない」

「もちろん、先進国でなくても行きたい。なぜなら、文化の保存が素晴らしいから」

「アニメや日本の歌が発展していなければ、中国にいて接する機会はないよ」

「じゃあ、ドバイが好きな人はどれくらいいるんだ？」

「先進国であろうとなかろうとあこがれの地であることに変わりはないが、発展しているに越したことはない」

「これは矛盾だ。文化の発展と経済の発展は相互に関係する。経済発展の基礎なくして、現在の日本文化の発展はあり得ない」

「もし中国が先進国になったら、君は中国を好きになるかい？」（翻訳・編集/TK）