2023年7月31日、韓国・朝鮮Bizはこのほど「トヨタ自動車の今年上半期の世界販売台数が世界トップを記録し、4年連続で1位の座を守った」と伝えた。

トヨタがこのほど発表したグループ全体の今年上半期の自動車販売台数は541万9000台だった。前年同期比5．5％の増加で、2位のドイツ・フォルクスワーゲングループ（437万2000台）を大きく上回った。

トヨタを含む日本の自動車メーカー8社の世界販売台数は1199万4000台で前年同期比3．1％増加した。

ただ、電気自動車（EV）開発で遅れを取る日本メーカーは、市場がEV中心に移行している一部の国では販売が振るわなかった。新車のうちEVの割合が30％を超える中国市場での日産自動車の販売台数は35万8000台にとどまり、1年前より24．4％減少した。ホンダ（マイナス22．0％）、三菱（マイナス37．2％）の販売台数も大きく減少した。

また世界販売台数ではトヨタが1位だが、営業利益基準では韓国の現代自動車（ヒョンデ）グループが今年1～3月期にトヨタを上回ったという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「トヨタ車に乗っているが、コスパが最高だよ。ハイブリッドの燃費も良いし、故障もない。これからもトヨタ推し」「車はトヨタ、レクサスに限る」「ヒョンデは世界でさまざまな賞を受賞しているけど、実際のところトヨタの品質、販売台数、信頼には追いつけていない」「日本経済はじきに滅びると言われて30年…。いつ滅びるんだ？」などの声が上がっている。

その他「ヒョンデの営業利益はほとんが韓国内から出ていて、トヨタは海外の割合が大きい。韓国国民がヒョンデを支えている」「ヒョンデが韓国市場を独占し、国民相手に利益を極大化させているということ。まったく恥ずかしいことだ」などの声も見られた。（翻訳・編集/堂本）