Record China 2023年8月4日(金) 7時0分
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中国のSNS・微博(ウェイボー)上で、「日本人は地下鉄車内で泣く子どもにどう対応しているか」との投稿に反響が寄せられている。
投稿主は上記のようにつづった上で、「ウーマンエキサイト」が行う「WE ラブ赤ちゃんプロジェクト」を紹介。エッセイスト紫原明子さんの呼び掛けにより2016年5月5日に発足したもので、赤ちゃんが電車やバス、飲食店の中で泣くことに焦ってしまうママやパパに少しでも気持ちを楽にしてもらおうと「泣いてもいいよ!」ステッカーの制作などを行っている。
この取り組みには現在、神奈川県、茨城県、山梨県、長野県、京都府、三重県、滋賀県、岩手県、宮城県、福島県、岡山県、広島県、山口県、鳥取県、島根県、高知県、徳島県、宮崎県の18府県が賛同を表明しており、「泣いてもかましまへん!」(京都)、「泣いてもいっちゃが!」(宮崎)、「泣いてもいがすと~!」(宮城)など、それぞれの方言を用いたステッカーが制作されている。
中国のネットユーザーからは「人間味があるね」「この面では私は日本を支持する」「日本の子どもに対する各種の政策はとても良い」「日本の出生率は実は中韓よりもずっと良い。日本はこうした問題に積極的に取り組んでいる」「日本では子どもが泣くと次の駅で一旦降りてあやしてからまた乗るからね。こうしたステッカーがどこまで効果を発揮しているか」といった声が上がった。
また、「赤ちゃんが普通に泣く分には全然許容できるよ」「これは対立する問題ではなく、互いに理解し合うべき問題」「子どもも連れて出歩けないような環境なら、目の不自由な人や障がい者が出歩くのはもっと大変だろう」といった声がある一方、「子どもが泣くのは問題ない。問題なのは泣いても全く焦らない面の皮が厚い親」「赤ちゃんと子どもは違う(子どもが騒ぐのは許せない)」「日本の子どもは物分かりが良くて公共の場所ではあまり騒がない」といったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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